
ファーストリテイリング傘下のユニクロは17日、東京都内でニット商品の展示会を開いた。今シーズンの秋冬商品から、上質な羊毛「メリノウール」を使った丈の短いカーディガンや襟のついたポロセーターなどの販売を始めた。気温が上昇する一方、冷房の効いた屋内と屋外の寒暖差が激しくなりニット商品の需要が高まっている。商品ラインアップを拡充し需要を取り込む。
展示会では同社が販売するメリノウールやチクチクしない「スフレヤーン」、リブ編みの「ミラノリブ」、「カシミヤ」の4種類を展示した。秋冬商品から襟付きの「メリノポロセーター」(3990円)、トレンドのショート丈の「メリノリブクルーネックショートカーディガン」(3990円)、「カシミヤクルーネックショートカーディガン」(1万2900円)の販売を始めた。
ユニクロのグローバルMD部の中野正海ウィメンズ部長は「カーディガンは羽織物として温度調節にもなり、手軽に持ち運べる」と話す。オフィス着がカジュアル化したこともあり、ニット商品の人気が高まっているという。
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