
独BMWの日本法人は17日、契約時と契約満了時の2回で支払いが済む自動車購入のプランを始めたと発表した。契約期間は2年または3年で、新車価格から固定の残価を差し引いた額を頭金で支払う。購入初期の負担額を減らし、短期乗り換えの需要に対応する。
契約満了時に同社の新車に乗り換えるか販売店に車を返却すれば、原則として2回目の支払いはゼロになる。契約満了時に残価を支払い、車を引き取ることもできる。顧客の予算に合わせて残価が設定できるプランも用意した。
BMWグループの小型車ブランド「MINI(ミニ)」でも同じ購入プランを始めた。近年、若者を中心に車の短期所有が増えている。総支払額を抑えながら車の乗り換えを楽しみたい層の需要に応え、新規顧客の開拓につなげる。
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