18日の東京株式市場は、日本時間の18日未明にアメリカのFRBが政策金利を0.25%引き下げることを決定したことを受けてアメリカ経済の先行きへの不透明感が和らぎ、買い注文が多くなっています。

半導体をはじめ輸出関連の企業の株価が上昇したことで日経平均株価は一時、取り引き時間中の最高値を更新しました。

一方、外国為替市場は、アメリカの利下げが決まった直後は今後もさらなる利下げが行われるという見方からドル売りの動きが強まり、円相場は一時、およそ2か月ぶりに1ドル=145円台半ばの水準まで円高ドル安が進みました。

その後はドルが買い戻され、現在は1ドル=147円前後での取り引きとなっています。

市場関係者は「アメリカの利下げは市場の予想どおりでサプライズではなかったが、ひとまず安心感から株式市場では買い注文が入っている形だ。きょうから日銀が金融政策決定会合を開いていて、結果に関心が集まっている」と話しています。

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