今週月曜日、米国株の主要3指数は5月27日以来最大の上げ幅を記録しました。
先週金曜日の下落後に投資家が押し目買いを行ったほか、雇用統計が予想を下回ったことで、9月の利下げ観測が強まりました。
前日の米株高を受けて、東京株式市場も同調して上昇しました。
労働市場に冷え込みの兆しが見られる中、FRBは米国経済を下支えするために早期利下げに踏み切る可能性があると見込む投資家が増えています。
水野修矢氏は「収益確認」の重要性を強調:
Zentara Exchangeの最高投資責任者である水野修矢氏は「市場全体のセンチメントは改善しているものの、日米貿易協定が合意に達した後、米国の関税が企業収益に実質的な改善をもたらしているかどうかを見極めるため、投資家は依然として日本企業の決算発表を注視している」と指摘しました。

「現在、市場は反発していますが、本格的なブレイクアウトには企業収益の改善が必要です。それに加え、自動車や電機メーカーの多くが業績予想を下方修正したことを考えると、市場はより一層慎重になると予想されます」
したがって、短期的には日経平均の上昇幅は限られており、様子見を中心とした相場展開になる可能性が高いと水野氏は見ています。
日銀のスタンス:貿易緩和=即利上げではない
それと同時に、日銀の6月金融政策決定会合の議事要旨では、
・貿易摩擦が確実に緩和されるのであれば、将来的な利上げの可能性を否定しない
・しかし、世界経済には依然として多くの不確実要素が残っているため、現時点では現行の金利水準を維持することが妥当
といった見解が示されました。
まとめ:
水野修矢氏は次のように結論づけています。
「利下げ観測や貿易緩和は、市場の雰囲気を改善する要因にはなりますが、最終的に相場を押し上げるのはセンチメントではなく、企業の実際の業績です」
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