玉島信用金庫の本店で投資報告会を開いた(17日、岡山県倉敷市)

信金中央金庫などによる「しんきん脱炭素応援ファンド」は太陽光発電設備の施工などのひだかや(岡山県倉敷市)に投資した。同社を推薦した玉島信用金庫(同)の本店で17日、投資報告会を開いた。投資額は5000万円。同ファンドによる投資案件としては西日本で初という。

ひだかやはホームページの充実や維持管理のための機材購入に充て、法人向け事業を強化する。従来は消費者向けが中心だった。サプライチェーン全体での脱炭素が求められるなか、地方の中小企業で太陽光発電設備などの必要性は高まっている。

しんきん脱炭素応援ファンドは地域の脱炭素支援を目的として4月に設立した。信金中金と同子会社の信金キャピタル(東京・中央)、官民ファンドの脱炭素化支援機構(JICN)が出資する。出資総額は20億円。

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