ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区)のテレビ売り場

電子情報技術産業協会(JEITA)は19日、8月のテレビなど民生用電子機器の出荷金額が前年同月比13%減の714億円だったと発表した。品目別では薄型テレビが前年のパリ五輪による特需の反動や大型機種が振るわず、20.6%減の281億円だった。

薄型テレビの出荷台数は前年同月比1.9%減の31万9000台だった。型別で見ると、60型以上が10.1%減の4万1000台、40〜49型が3.8%減の8万7000台と大型機種で減少が目立った。一方、30〜39型は10.5%増の7万台だった。

カーナビなどのカーAVC機器の出荷金額は8.9%減の312億円だった。カーナビの出荷台数は同月の自動車の出荷台数が低調だった影響で32.6%減の18万1000台だった。ディスプレーオーディオは54.5%増の5万台と好調だった。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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