作品の制作者から説明を聞く京都銀行の安井頭取(左)=19日、京都市

京都市立芸術大学は20日から11月24日まで、京都銀行とタイアップした展覧会を同大芸術資料館(京都市下京区)で開催する。京都銀は学生が制作した作品を支援のため2001年から購入しており、そのなかから日本画や版画、彫刻など41点を紹介する。入館は無料。

展覧会の名前は「京都銀行 京都市立芸術大学コレクション」。京都銀は学生の美術研究を支援するためにこれまで189作品を購入し、本店や支店などに飾ってきた。今回は支援開始から25年となることを記念して開くもので、両者による展覧会は15年以来2回目となる。

京都銀行の安井幹也頭取は9月19日の式典で「学生が飛躍するきっかけとして力になることを望む。今後も支援を続けていきたい」と述べた。小山田徹学長は「コレクションに選ばれることは作家(をめざす学生)にとって大きなエネルギーとなる」と話した。

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