伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は18日、人工知能(AI)を活用してシステム開発や運用を効率化するサービスを北米で始めたと発表した。米IT(情報技術)サービス会社のテクノロジェントを通じて提供し、3年間で50件の受注を目指す。
サービスの名称は「StageCrew(ステージ・クルー)」で、システム開発企業などの需要を見込む。クラウド経由で開発中や運用中のシステムに接続する。文字データや画像など様々な形式のデータを扱える「マルチモーダルAI」を使って、システムの異常検知や性能の傾向分析などを自動で行う。
日本では2023年から提供しており、国外への展開は初めて。システム導入前のコンサルティングから設計、PoC(実現性を確かめる概念実証)、導入後の支援まで一貫対応し、北米企業の需要に沿うサービスを目指す。

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