
英王室のエドワード王子が22日、住友電気工業で電線ケーブルを製造する大阪製作所(大阪市此花区)を訪問した。欧州向けの海底電力ケーブルなどについて説明を受け、従業員らと懇談する場面もあった。
住友電工では松本正義会長らが出迎えた。同社の欧州事業の担当者が「英国ではこれまで確かな実績を積んできた」と述べるなど、関係の深さもアピールした。エドワード王子はその後、万博会場に移って英国パビリオンを視察した。妻のソフィー妃はウーマンズ パビリオンで開くイベントに参加した。
エドワード王子はチャールズ国王の実弟。2023年に父の故フィリップ殿下や皇太子時代のチャールズ国王の爵位「エディンバラ公爵」を継いでいる。18日から22日までの来日期間中は、天皇、皇后両陛下に面会したほか高野山なども訪れた。

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