【ニューヨーク時事】日本政府は23日、米ニューヨークで日本産の農林水産物・食品の魅力を発信するイベントを開いた。北海道産ホタテや鹿児島県産和牛などの食材を紹介。健康志向を背景に和食ブームが続く米国の販路開拓をさらに進める。

イベントに出席した石破茂首相は「輸出実績も伸びつつある」と述べ、官民一体となった取り組みの成果を強調。「日本の食材を世界の人に食べていただき、人々が幸せになる」よう輸出促進に努めると意気込んだ。

イベントには約130人が参加。ホタテを使ったタルトのほか、新潟県産や鳥取県産の日本酒なども振る舞われた。和牛を試食したジェニファー・マリガンさんは「とてもおいしく、口の中で溶けた」と満足げに語った。

日本産食材をアピールするイベントで試食する石破茂首相(右から3人目)=23日、米ニューヨーク

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