東北圏のスタートアップ集積に取り組む広域連携組織の設立記念イベントが開催された(24日、仙台市)

東北6県と新潟県の産官学金184団体が連携してスタートアップの集積をめざす「仙台・東北スタートアップ・エコシステム・コンソーシアム」の設立記念イベントが24日、仙台市で開かれた。同市を中心とした東北圏が6月に内閣府のスタートアップ「グローバル拠点都市」の一つに選ばれ、7月設立の同コンソーシアムが推進役となる。

東北圏の拠点都市の計画では、時価総額100億円以上のスタートアップを5年後に10社以上育てるなど高いKPI(重要業績評価指標)を掲げている。共同代表の郡和子仙台市長は「雇用の輪を広げ、東北に多くの若者が集まることにもつながる。180を超える団体でタッグを組んでKPIを達成できるようにしたい」と話した。

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