日立製作所は26日、米エヌビディアの最新型の画像処理半導体(GPU)を日米欧で導入すると発表した。「HGX B200」など最新鋭のGPUサーバーを大規模に導入したうえ、エヌビディアの人工知能(AI)開発ツールと組み合わせて、鉄道や送配電設備を効率的に保守運用するソリューションを開発する速度を速める。

日立とエヌビディアは2024年に協業を発表した。これまでに鉄道の運用・保守用のAIソリューション「HMAX」などを開発し、現場に実装してきた。これまでは旧世代のGPUサーバーを使っていた。

台数規模は明らかにしていないが、最新型のGPUサーバーを導入することで、AI関連技術の送配電設備や工場設備への展開を進めやすくする。

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