スズキは29日、8月の四輪車の世界生産(速報値)が前年同月比5%減の24万1749台だったと発表した。マイナスは7カ月連続。日本は輸出向けが減少した。主力のインドは大型減税措置を前に、消費者の買い控えが生じた影響が出た。
内訳は日本が1%減の7万1121台、海外は7%減の17万628台だった。インドは6%減の15万8186台。インドでは日本の消費税に相当する「物品・サービス税(GST)」が9月下旬に引き下げられた。
世界販売(速報値)は4%減の24万58台。日本は1%増の4万9148台、海外は5%減の19万910台だった。パキスタンやインドネシアは増えた一方でインドなどが減少した。
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