
静岡県藤枝市は「食と農」や「健康・医療」、地域課題解決をテーマとするビジネスプランコンテスト「ふじえだイノベーションスタジアム2025」の募集を始めた。産学官金が連携して首都圏企業などの市内での新事業立ち上げや地域企業とのビジネスマッチングを後押しし、新産業の創出や市内企業の成長につなげる。
開催は3回目。今回はより精度の高いアイデアを集めるため、東京都内のスタートアップ拠点などで周知活動を強化した。募集は11月28日まで。
12月の書類審査で10者程度をファイナリストに選び、2026年1月にプレゼン審査を開く。賞金はグランプリが100万円相当、準グランプリが40万円相当、藤枝金融協会賞が20万円。25年度当初予算に700万円を計上した。
ファイナリストのアイデアは市や企業支援窓口、商工会議所などが一体になって事業化を支援する。事業者の紹介や販路確保、マーケティングなどで事業家を支援する。24年度は52件の応募があり、名古屋大学発ベンチャーのUBeing(ユービーイング、名古屋市)が減塩食をおいしくする塩味調整デバイスを提案し、グランプリを受賞した。
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