クスリのアオキホールディングス(HD)は19日、金沢市で株主総会を開いた。会社提案は全て可決された一方、香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが提案した青木宏憲社長ら2人の取締役を解任する株主提案は否決された。総会の所要時間は1時間31分で、過去最長となった2024年の2時間28分と比べて1時間程度短かった。

総会には92人の株主が出席し、12問の質問が出た。クスリのアオキHDは取締役11人の選任など2議案を提案していた。オアシスは青木社長と青木孝憲副社長の2人を対象とした有償ストックオプション(SO)の発行が、ガバナンスをゆがめ会社に過大な損害を与えたとし、両者の解任を提案していた。
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