連携協定を結んだ神奈川県の黒岩祐治知事㊨とアメックス日本代表の須藤靖洋社長(29日、横浜市)=県提供

神奈川県は29日、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル(アメックス、東京・港)とベンチャー企業支援に向けた連携協定を結んだ。クレジットカードの法人会員が多い同社の顧客基盤を生かし、県の支援事業の広報や取引先開拓などの成長支援に取り組む。同社が自治体とベンチャー支援で連携協定を結ぶのは初めてという。

10月8日には、横浜市の技術系スタートアップ成長支援拠点「TECH HUB YOKOHAMA(テックハブヨコハマ)」で交流イベントを開く。県内のベンチャー企業や若手起業家、投資家や大企業などがつながる機会にする。

県の担当者は「取り組みを通じて、県内のベンチャー企業の更なる成長促進を支援し社会課題の解決や県内経済の発展につなげたい」としている。

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