アウディジャパン(東京・品川)が新たに発売した「S e-tron GT」

独アウディの日本法人、アウディジャパン(東京・品川)は19日、電気自動車(EV)のスポーツ車「e-tron GT(イートロンジーティー)」シリーズに新しく2モデルを追加し、同日発売したと発表した。航続距離は従来モデル比で21%伸ばし最長648キロメートルを実現した。EVのラインアップを増やし、消費者に幅広い選択肢を提供する。

同社は21年に航続距離が534キロメートルの「e-tron GT」を日本で発売した。今回追加した「S e-tron GT」の航続距離は648キロメートル、「RS e-tron GT performance」は631キロメートルと従来の距離を100キロメートル前後上回る。

総容量が105キロワット時のバッテリーを搭載した。加速力も際立ち「S e-tron GT」は停止状態から時速100キロメートルまで3.4秒、「RS e-tron GT performance」は2.5秒で到達する。価格は1728万円から。

購入者はアウディや独フォルクスワーゲンなどが設置する国内の急速充電器を1年間無料で使うことができる。アウディジャパンはEVの投入や急速充電インフラの整備に力を入れている。

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