
食品卸大手の国分グループ本社は1日、滋賀県を中心に酒類・食品卸を手掛けるエスサーフ(大津市)を買収したと発表した。買収額は非開示。取引先を相互に融通したり、共同配送したりして、滋賀県や京都府など西日本に顧客網を広げる。
同日付で株式を取得し子会社化した。エスサーフは特に滋賀県の酒類卸として強みを持つ。2025年3月期の売上高は159億円。国分は長期経営計画で地域密着型の全国卸となることを掲げており、地域卸との協業やM&A(合併・買収)をしている。
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