福島銀行は1日、建設業のトラストワン(福島県南相馬市)と関連会社のトラストワンホールディングス(HD、同)に貸し出していた3億5200万円について、債権の取り立て不能・遅延の恐れがあると発表した。このうち担保などで保全されていない約2億2200万円について、2025年9月期において引当処理を行うとした。
2社が破産申請の準備に入ったことに伴うもの。福島銀は25年9月期の業績予想について精査中とし、修正する場合は速やかに公表するとした。東京商工リサーチによれば、トラストワンとトラストワンHDの負債総額は合わせて約8億7000万円。
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