高崎高島屋の6階催しフロアでは商品の搬入が急ピッチで進んだ(19日、群馬県高崎市)

高崎高島屋(群馬県高崎市)は21〜25日、中元商戦の在庫などを割引価格で販売する。6〜7月の販売価格と比べ食料品の箱物を半額で売るほか、タオルや食器、調理器具などの家庭用品も定価より安くする。物価高騰が続く中、消費者を取り込む狙いだ。

会場の6階催事フロアには中元商戦の箱物在庫だけで約100種の3000点の商品を用意。前年から600点ほど増やした。スペイン産オリーブオイル(3点セット)は1620円で売り出す。「食料品ギフト大処分市」と題したイベントは例年、油やジュースの売れ行きが好調で、初日の午前中には混雑で入場を制限するなど人気が高いという。

同社の担当者は「物価高で家計にとって苦しい状況は続くが、よいものを手ごろな価格で買い求めてほしい」と話す。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。