ナブテスコは新製品の船速馬力制御装置を日本郵船が運航する30万トン型タンカー「TSUGARU」に搭載し実船検証を始めたと発表した。同タンカーに最適の設定を導き出し、低燃費や温暖化ガス排出量削減を目指す。子会社の人工知能（AI）を活用したシステムも試験搭載し、天候や海の状況を加味した最適な船速も提案する。

船速馬力制御装置「TELEGRAPH AGENT（テレグラフエージェント）」はナブテスコの舶用カンパニーが開発した新製品。子会社が開発した最適航路船速選定支援システム「Pythia」と組み合わせることで、さらなる運航効率の向上や省人化、燃費向上が期待できるという。

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