アリナミン製薬は3日、風邪薬「ベンザブロック」シリーズの新製品発表会を開いた。同製品は2025年に発売から70周年を迎えた。従来の鼻やのど、熱の症状に加えて、消費者の需要が高い、せき症状から始まる風邪に特化した製品ラインアップを増やした。
ベンザブロックシリーズは1955年に販売を始め、99年に症状のタイプ別で訴求を始めた。アリナミン製薬プロダクト戦略本部の河合洋二氏は「風邪を早く治したいというニーズが高まっており、症状に対する効果がより求められている」と話した。
新製品「ベンザブロックプレミアムDX」は9月25日に全国で販売を開始している。12錠入り製品での希望小売価格は1398円（税抜き）。新製品発表会には俳優の綾瀬はるかさんらが参加した。
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