ホームセンターの「ムサシ」や「ビバホーム」を運営するアークランズが3日発表した2025年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%減の56億円だった。6月にペッツファーストホールディングスを完全子会社化した影響やホームセンターの新規出店などで販管費が増えた。「かつや」などを展開する外食事業ではコメ価格の高騰で原価率が上昇し、利益を押し下げた。
売上高は前年同期比7%増の1707億円、営業利益は13%減の88億円だった。セグメント別で見ると、主力の小売部門の売上高は7%増の1392億円、外食事業は11%増の296億円だった。営業利益はそれぞれ15%減の42億円、20%減の25億円だった。
26年2月期の業績予想は従来から据え置いた。売上高で前期比6%増の3350億円、純利益で15%増の116億円を見込む。
- 【関連記事】アークランズ、ペッツファーストHDを完全子会社に
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。