KDDI系の新電力、auエネルギー&ライフ(東京・千代田)は関東、中部、関西エリアでオール電化料金プランの提供を始めた。通信サービスのポイントを付与するなどして大手電力と実質同水準の料金設定にした。
東京電力管内で契約した場合の電力量料金は1キロワット時あたり25.32円〜32.5円で日中と深夜に分けた。昼間より電気の需要が低い深夜の料金を約7円安くした。大手電力と提携し、電力調達価格を抑えた。
大手電力の料金より高くなった場合、差額分をKDDI系が運営を担う「Ponta(ポンタ)」ポイントを付与して実質負担を減らす。KDDIの低価格通信ブランド「UQモバイル」の契約者は月額通信料が最大1100円割り引かれる。
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