週明け6日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台後半で取引が始まった。自民党総裁選で高市早苗氏が勝利したことを受け、財政拡張的な政策が取られるとの思惑から大きく円売りが進んだ。

 午前9時現在は前週末比2円18銭円安・ドル高の1ドル=149円58~59銭。ユーロは2円23銭円安・ユーロ高の1ユーロ=175円17~21銭。

 市場では従来、日銀が29、30日の金融政策決定会合で利上げを決めるとの見方が強まっていた。一方、高市氏は金融緩和の重要性を指摘しており、市場関係者は「追加利上げのハードルが上がるとの見方から、円安が進みやすい」との見方を示した。(共同)

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