週明け6日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台後半で取引された。自民党総裁選で高市早苗氏が勝利し、財政拡張的な政策が取られるとの思惑から急速に円売り・ドル買いが進んだ。円は対ユーロでも大幅に売られ、1999年のユーロ導入後の最安値を更新した。

 午前10時現在、対ドルは前週末比2円30銭円安・ドル高の1ドル=149円70~71銭。ユーロは2円45銭円安ユーロ高の1ユーロ=175円39~45銭。

 東京株式市場で日経平均株価が急騰して初の4万7000円台を付け、投資家がリスクを取る姿勢を強めたことも、相対的に安全な資産とされる円を売る動きを促した。(共同)

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