コマツは同社子会社のEARTHBRAIN（アースブレイン）や自動運転スタートアップのティアフォー（東京・品川）と建設機械の自動運転技術で協業すると発表した。日本の土木・採石現場向けにアーティキュレートダンプトラック「HM400」とリジッドダンプトラック「HD785」の自動運転化を進め、2027年度までの実用化を目指す。
ティアフォーの自動運転技術と、コマツの建機車両技術やアースブレインのデジタル技術を活用した建設現場の施工管理を組み合わせ、建機向けに自動運転システムと管制システムを開発する。ダンプの自動運転化により現場の労働力不足の緩和に役立てる。管制システムによる車両の最適ルートの選定や走行で運搬作業の効率も高める。
HM400やHD785以外の機種への展開も視野に入れて技術を開発する。製鉄やプラントなど様々な現場へ導入するほか、将来的に海外の現場への展開も見据える。
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