トヨタ自動車は、SUV(スポーツ用多目的車)タイプの電気自動車(EV)「bZ4X」を一部改良し、9日に発売した。同社初の量産EVで、フル充電で走れる距離を従来の3割超となる最大746キロに伸ばした。
車載電池を改良して総電力量を増やすとともに、駆動部品によるエネルギー損失を減らして、航続距離を伸ばした。駆動部品の出力を高めて、加速性能も向上させた。
グレードごとに航続距離は異なる。希望小売価格は従来の価格から50万~70万円引き下げ、税込み480万~600万円とした。
トヨタはこの日、家庭向けの同社製EV充電器(出力6キロワット)を発売した。価格は税込み約20万円。これまで他社製を販売店で取り扱ってきたが、自社製も加えて、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の販売を強化する。
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