セブン&アイ・ホールディングス(HD)が9日発表した2025年8月中間連結決算は、純利益が前年同期比2.3倍の1218億円だった。前年にネットスーパーからの撤退に伴い計上した損失がなくなったことに加え、イトーヨーカ堂などスーパー事業のコスト削減が寄与した。このほか海外コンビニでも利益率が改善した。

売上高に当たる営業収益は6.9%減の5兆6166億円。海外コンビニでガソリンの売り上げ収入が減少した。本業のもうけを示す営業利益は11.4%増の2083億円だった。

同社は、スーパーや外食などコンビニ以外の事業を米投資ファンドに売却。9月からは連結対象外となっている。

セブン&アイ・ホールディングスのロゴ(AFP時事)

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