
三菱ふそうトラック・バスは10日、ヤマト運輸などと共同で自動運転トラックの実証を2026年1月から始めると発表した。自動運転技術を手掛けるティアフォー(東京・品川)と車両を共同開発する。状況に応じ運転手による運転に切り替える「レベル2」の自動運転で走行する。ドライバー不足の解消をめざす。
三菱ふそうとティアフォーが共同開発した自動運転のトレーラーヘッドにヤマトのトレーラーを連結させた車両を1台走行させる。関東ー関西間のヤマトの輸送経路を走り、安全性などを検証する。特定条件下で運転手が不要な「レベル4」の実現をめざす。
三菱ふそうは24年11月からいすゞ自動車など商用車メーカー4社共同で、新東名高速道路で「レベル4」を想定した実証をしている。荷台部分を切り離すことができるトレーラーヘッドでも実証し、自動運転技術の早期実装につなげる。
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