イオン傘下で商業施設を運営するイオンモールは、システム開発のMatchbox Technologies（マッチボックステクノロジーズ、新潟市）と隙間時間を使って働くスポットワーク（スキマバイト）仲介サイトの実証実験を始めると発表した。イオンモールに出店する専門店への人材確保の支援と、柔軟な働き方の実現による地域雇用の機会創出を検証する。
16日から約6カ月間、千葉県、新潟県、大阪府の3地域12モールで実施する。実施モール内の飲食店舗を除く専門店が、マッチボックステクノロジーズのスキマバイト求人サイト「マッチボックス」に求人を掲載し、求職者が応募する仕組み。求人掲載の有無は各専門店が判断する。
同サイトでは、1日・数時間単位での求人掲載ができる。専門性や経験を要する業務に対応できる人材の採用が可能で、OB・OGやグループ従業員の招待、各専門店専用のデータベース構築にも対応する。
イオンモールが施設全体で人材を確保し、専門店間やモール間で人材を分け合うことで、人手不足による機会損失の減少を図る。同時に、イオンモール周辺地域の求職者にも柔軟に働ける環境を提供する。
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