
JR東日本は14日、東京・大井町エリアにある再開発施設「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」(東京・品川)の工事現場を報道陣に公開した。2026年3月28日の開業予定で、オフィスやホテル、商業施設などが入る。駅直結の利便性を強みに企業を呼び込む。
オフィス棟の高層階やJR大井町駅(同)と直結する広場を公開した。大井町トラックスは2棟の高層ビルと複数の広場などで構成する。開業にあたり大井町駅に新たな改札を設け、駅と施設の間を円滑に移動できるよう動線を施す。
オフィス面積は1フロアあたり約5000平方メートルと都内最大級となる。JR東は大企業の本社機能も誘致が可能だとみる。1〜5階の商業エリアには飲食店など81店舗をそろえ、入居するビジネスパーソンや周辺住民らの利用を見込む。
高級賃貸マンションやホテル、映画館といった周辺にない施設も設ける。JR東の木村一哉ユニットリーダーは「大井町は住環境に優れた地域だが、オフィスなどの都市機能は不足していた。他地域からも利用者が訪れる街を目指す」と述べた。
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