恵比寿ガーデンプレイス

サッポロホールディングスは15日、不動産事業の売却を巡り優先交渉権を投資ファンドのKKRとPAGの陣営に与えたという報道について、「当社が発表したものではない」とのコメントを発表した。その上で「不動産事業への外部資本導入に関するプロセスを進めており、年内に結論を出す予定」とした。

売却対象はサッポロHDの全額出資子会社のサッポロ不動産開発。東京都内の一等地にある複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」(東京・渋谷)や、オフィス、住宅などを保有している。サッポロHDは優先交渉権を投資ファンドのKKRとPAGの陣営に与えた。

報道を受けて15日のサッポロHDの株価は急伸している。一時、前日終値比5.7%(433円)高の7986円まで上げた。不動産売却で交渉が順調に進んでいるとの受け止めから改めて好感する買いが強まっているようだ。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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