ホンダは15日、人工知能(AI)による画像認識などのソフトウエア開発を手掛ける米スタートアップのヘルムAIに追加出資したと発表した。金額や出資比率は公表していない。出資は今回で4度目。画像認識技術を共同で研究し、自動運転などの新たな機能開発に生かす。

AIで周辺の認知からハンドルなどの操作まで担う「エンド・ツー・エンド(E2E)」の開発を強化する。E2E自動運転は自動車開発の競争軸となっており、ホンダは共同開発で自前での実用化を見据える。

両社は7月に先進運転支援システム(ADAS)の共同開発契約を結んだ。ホンダは19年からヘルムAIと協業し、21年から出資している。ホンダは開発したソフトウエアを27年ごろに北米や日本で投入予定のEVやハイブリッド車(HV)への採用を目指すとしている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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