
栃木県塩谷町は15日、宇都宮市のスタートアップ、KIPプランニングと連携し廃校に「空飛ぶクルマ」の発着所を設ける構想を正式発表した。早ければ2028年にも空飛ぶクルマの運用を始める。観光や救急搬送での活用を想定している。前段階として25年度中に廃校内で、ドローンによる物流事業や宿泊業を始める。
町は11年に廃校になった「旧船生西小学校」について、民間から活用案を募集した。空飛ぶクルマなどの拠点として活用するアイデアを提案したKIPを事業者に選定。20年間、有償で廃校を貸し出す契約を10月1日に締結した。町とKIPは共同で①施設貸出業②宿泊業③イベント業④飲食業⑤貨物輸送業――の5つの事業に取り組む。
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