財務省と経済産業省は20日、韓国と台湾産のプラスチック原料「ビスフェノールA」に反ダンピング(不当廉売)関税を適用する必要があるか調査を開始すると発表した。調査は原則1年以内に終了する。

ビスフェノールAはポリカーボネート樹脂やエポキシ樹脂といったプラスチックの原料。不当に安い価格で韓国と台湾から輸入され損害が生じているとして、三菱ケミカルと三井化学の2社が6月、同関税の適用を申請していた。

財務省(写真上)と経済産業省

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