【ワシントン時事】日銀の植田和男総裁は16日、ワシントンでの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後に記者会見し、トランプ米政権の高関税政策の影響について「発現がやや遅れている。従って世界経済、米国経済がかなり好調に推移している面がある」と指摘した。その上で「今後(影響が)出てくるかもしれない。その分は依然として下方リスクとして織り込まざるを得ない」と述べ、引き続き不確実性は残るとの認識を示した。

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