ファームランドが手掛けたコシダカHD専用の太陽光発電所(群馬県安中市)

カラオケ店「まねきねこ」を運営するコシダカホールディングス(HD)がKDDI系新電力のエナリス(東京・千代田)から太陽光由来の再生可能エネルギーの調達を始めた。東京の「カラオケまねきねこ」など69店舗で使う電力の約2割を太陽光でまなかう。

太陽光開発を手掛けるファームランド(前橋市)がコシダカHD専用の発電所を運営する。10年間、エナリスを通じて供給する。発電出力は約1600キロワット。コシダカHDのカラオケ店舗の一部は24時間営業で、消費電力は1店舗あたり1カ月で約1万5000キロワット時になる。

コシダカHDは事業活動で使う電力について、環境価値を付けた電気を含めた「実質再生エネ100%化」は既に達成している。2030年までに3割以上を環境価値での再生エネではなく、太陽光など実際の再生エネでまかなう目標を掲げる。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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