日本政府観光局によりますと、先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計で343万7000人と、7月としては過去最高となりました。

国・地域別では
▽最も多い中国が25.5%
▽台湾は5.7%
それぞれ増えました。

一方で
▽香港が36.9%
▽韓国が10.4%
それぞれ減りました。

また、旅行者数全体の伸び率は去年の同じ月と比べて4.4%の上昇となりましたが、ことしに入って最も低い水準となりました。

理由について日本政府観光局は、香港や韓国でSNSなどを通じて「この夏に日本で大災害が起きる」といううわさが拡散し、日本への旅行を避ける外国人が増えたことが主な要因だと分析しています。

外国人旅行者の数はことし6月までの半年間にこれまでで最も早いペースで2000万人を超えましたが、SNSなどを通じたうわさの拡散で伸び率が縮小した形です。

日本政府観光局は「今回のうわさに科学的な根拠はないことを発信してきたが、引き続き対策を検討していきたい」としています。

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