トヨタ自動車北海道(北海道苫小牧市)は、ロケット開発のインターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)が開発する小型人工衛星を運ぶロケット「ZERO(ゼロ)」のエンジン用ターボポンプを組み立て、初めて出荷したと発表した。
ターボポンプはロケットエンジンの燃焼器に推進剤を送り込む。ゼロ向けに燃料ポンプと酸化剤ポンプが一体となった「一軸式」を採用した。
トヨタ自動車北海道によると、同社は2021年にISTと人的交流を始め、24年夏にターボポンプの組み立てに関する基本合意を締結した。今後はエンジン全体の製造に向けて技術開発や生産体制の確立などで連携する。
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