
日本小売業協会(東京・千代田)は20日、19年ぶりに日本で開かれる「第22回アジア太平洋小売業者大会」の概要について発表した。各国の関心が高い日本のサブカルチャー関連企業と小売業の商談の場をつくる。新たな取引につなげる。
2026年10月7〜10日の日程で会場は東京国際フォーラム(東京・千代田)などを利用する。中国やインドといった18の国や地域から参加者が来日する。国際会議にはニトリホールディングス(HD)の似鳥昭雄会長やイオンの吉田昭夫社長など約60人が登壇する予定だ。来場者は展示会も合わせて1万4000人以上を見込む。
日本小売業協会の野本弘文会長は20日の記者会見で、東京で開催する意義について「小売業は消費の最前線だ。裾野が広く日本経済をけん引する役割を持っている」と述べた。
アジア太平洋小売業者大会はアジア太平洋小売業協会連合会(FAPRA)が2年に1度開催する。24年はスリランカのコロンボで開かれた。
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