太陽光発電システムなどを製造するエネルギーギャップ(東京・中央)は、鹿児島県出水市に太陽電池と蓄電池の新工場を建設する。約100億円を投資して2027年12月に操業を始め、年間で約550億円分の製品を生産する計画だ。出水市は27日に立地協定を結ぶ予定で、同市は太陽電池・蓄電池工場としては国内最大規模になる見通しとしている。

エネルギーギャップが2017年に稼働させた鹿児島工場(出水市)=同社提供

エネルギーギャップは出水市大野原町のパイオニアプラズマディスプレイ工場跡地で鹿児島工場を17年に稼働させている。新たに整備する鹿児島第二工場(仮称)は隣接地で26年4月に着工する。用地面積は4万1846平方メートル、建築面積は1万9499平方メートルで、50人の新規雇用を予定している。

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