農林水産省が「100万トン程度」としている政府備蓄米の適正水準を見直す方向で検討していることが20日、分かった。主食用米の需要量は、水準を算定した2001年から約2割減少しており、備蓄量の削減も視野に議論を進める。併せて、民間業者によるコメの備蓄に対し、保管料を補助する制度を創設することで、非常時のコメ放出の迅速化を目指す。
倉庫内に積み上げられた政府備蓄米=3月7日、神奈川県内(AFP時事)
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