
イオン九州は21日、大分県内でスーパーマーケットを展開するトキハインダストリー(大分市)を買収すると発表した。全株式をトキハインダストリーの親会社である百貨店のトキハ(同)から2026年1月末に取得する予定。取得額は明らかにしていない。
トキハインダストリーは大分県内で23店舗を運営している。24年2月期の売上高は316億円。子会社化後もトキハインダストリーの社名、店名、ロゴマークの変更は予定していない。各種カードやポイントなどトキハグループのサービスも継続する。
トキハによると、スーパー業界で価格や顧客サービスの競争が激化するなか、25年3月にはサイバー攻撃の被害も受けたことから、イオン九州のノウハウや経営資源をプラスして環境の変化に対応することにしたという。
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