イオンが紳士服専門店のタカキューの株式を一部売却していたことが21日、明らかになった。保有していたタカキュー株約809万株(発行済み株式の33.09%)のうち100万株を1株あたり102円で売却。保有比率は14.06%となった。イオンはタカキューの業績悪化で24年1月に資本業務提携を解消しており、今後も保有株式の売却を進める。

イオンが同日に関東財務局に提出した変更報告書で判明した。タカキューは新型コロナウイルス禍で収益が悪化し、2023年2月期まで5期連続で単独最終赤字を計上。債務超過に陥っていた。24年から私的整理に入っている。

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