
電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、9月の薄型テレビの国内出荷台数が前年同月比2.5%減の33万5千台だったと発表した。出荷金額は0.4%減の313億円と横ばいだった。60型以上の大型が好調だったが、50型以下の製品では出荷台数を落とした。
型別の出荷台数では、全体の15%を占める60型が前年同月比29.5%増の4万9千台だった。30〜39型は11%減の6万台、40〜49型は7.4%減の9万台と大きく減らした。約3割を占める50〜59型も9万9千台と5%減少した。
同日発表した9月の民生用電子機器全体の国内出荷金額は2.1%増の849億円だった。カーナビなどカーAVC機器が6.2%増の416億円で伸びをけん引した。特に画面にオーディオ機能を搭載した「ディスプレーオーディオ」が好調で、出荷台数は58.3%増の6万7千台だった。
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