西日本シティ銀行が23日発表した2025年7〜9月期の九州企業の経営動向調査で、企業の景況感を示す指数は25年4〜6月期に比べ8.5ポイント悪化しマイナス11.1となった。悪化は3四半期連続。製造業は9.3ポイント、非製造業は8.3ポイントそれぞれ悪化した。
調査の担当者は製造業の景況感悪化について「食料品や金属・機械器具は原材料費の高騰や人材不足により売上高が落ちたり資金繰りが苦しくなったりしている」と説明した。非製造業は卸小売やサービス業の景況感の低下が目立った。物価高の影響により、収益や売上高が落ち込んでいるという。
調査は同行の主要取引先を対象に9月1日に実施し、260社から回答を得た。
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