
日産自動車は24日、生成人工知能(AI)を活用した新たなスマートフォン向けアプリを開発したと発表した。運転手との音声会話を通してAIが目的地を提案したり、好みの音楽を流したりする。10月末から都内で開かれる「ジャパンモビリティショー2025」で展示する。
日産のマスコットキャラクター「エポロ」をAIエージェントとして活用したAIシステム「AutoDJ」は、運転手がスマホに話しかけると、会話内容に沿った情報を運転手に提供する。おすすめの目的地のほか、天候状況などの会話にも対応する。
日産は以前にもAutoDJという名称で、天候などあらかじめ設定された情報を表示する車載システムを実用化していた。今回の新型は生成AIを導入したことで利用者とリアルタイムの会話を踏まえた情報を提供できるようになった。
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