
セブン―イレブン・ジャパンは24日、北海道函館市のセブンイレブン42店舗にペットボトル回収機を設置した。氷点下20度でも作動する寒冷地仕様となっている。道外では2017年から設置を始め、計4500台に増えている。道内では初めて。函館市内の店舗に設置したことにより全都道府県への配備が完了した。
回収機は寺岡精工製。電子マネーnanaco(ナナコ)をかざした後、ラベルと蓋を外した状態で本体部分を入れると圧縮される仕組み。2リットルサイズまで投入でき、5本ごとに1ポイントを付与する。自宅で中身を洗って持ち込むことを想定しており、飲み残しがあるものや空き缶などはセンサーではじかれる。

同日は大泉潤市長らを招いたセレモニーをJR函館駅に近い「函館開港通店」で開いた。本州への輸送ルートや寒冷地対応など準備を進め函館から始めることにした。設置費用はセブン本部が負担する。栃木県の企業が再原料化し、再びペットボトル飲料に利用する水平リサイクルを実現する。
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