
居酒屋「鳥貴族」を展開するエターナルホスピタリティグループは24日、フィリピンで外食事業などを展開するJTCグループ(ダバオ市)とフランチャイズチェーン(FC)契約を結び、同国に進出すると発表した。ベトナムにも11月に子会社を設立する計画で、これまで中国や米国が中心だった海外店舗を東南アジアに広げる。
FC契約は11月に締結する。エターナルGは鳥貴族の屋号を使う権利のほか、メニュー作り、店舗運営などのノウハウをJTCに提供。それをもとにJTCが現地で店舗を展開する。エターナルGはロイヤルティーとして売上高の一定割合をJTCから受け取る。
エターナルGは現在、米国、韓国、中国、香港、台湾の5カ国・地域で鳥貴族などの店舗を展開しているが、東南アジアへの出店例はない。直営や合弁ではなく、現地企業とFC契約を結ぶのは香港に続き2例目となる。ベトナムでは100%出資の子会社を通じて、鳥貴族を中心とした出店の準備を進める。
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